アプリ推定売上げ【KLab】月別(2019.5)
※想定売上げ(仮)の算出方法や使い方については、こちら
アプリ全体の推定売上げ
アプリごと(日本・海外別)の推定売上げ
アプリごとの推定売上げ
日本と海外の推定売上げ比較
今週の推定売上げは、アプリ全体で26.9億円となりました。先月からは約3億円のダウンという結果となりましたが、1Qのいずれの月よりも高い推定売上げとなっており、依然として高水準で売上げを上げていることがわかります。
先月の売上げが飛び抜けているのは、スクフェス6周年イベントがあった影響です。アプリ毎の推定売上げを見るとわかる通り、先月はスクフェスだけで月間12億円程度の推定売上げをあげています。セールスランキングの推移においても、先月は1桁台にしばらくいることもあったくらい、ずっと上位にいましたので、その結果も頷けます。
一方で、今月はスクフェス周年イベントが終了して通常時の売上げに戻っています。スクフェスの通常時の推定売上げは3~5億円/月ですから、他のアプリのセールスに変化が無ければ、先月からの売上げは7~9億円減っていてもおかしくありません。それにも関わらず、今月は先月から3億円ほどしかマイナスになっていません。その要因は何でしょうか。
1つは禍つヴァールハイトの売上げフル寄与です。まがつは先月の後半にリリースされたので、先月は売上げが月を通してフル寄与していませんでした。今月はそれがフルに寄与したので、月間売上げの底上げに一役買いました。
アプリ毎の売上げを見てもわかる通り、まがつは既にKLabのアプリ群の中でも主力となっています。5月の売上げだけでいけば、キャプ翼、スクフェスに続く売上げとなっています。キャプ翼は海外売上げも込みの値、スクフェスは国内売上げのみ(海外でも展開しているものの売上げは小さいためカウントしていない)ですがダウンロード数がまがつよりも全然多いです。それを考慮すると、まがつがいかに効率よくセールスを上げているかがわかります。
キャプ翼はもうすぐ2周年、スクフェスは6周年を経過していますから、それらのピーク時と比べればまがつはまだまだという感じかもしれません。いずれにしても、古いアプリに頼っていた現状から脱する光明が見えたというのは、会社にとって非常にポジティブな出来事だと思います。
また、2Qという観点で見ますと、先月の推定売上げが30億円、今月が26.9億円ですから、既に2Qの黒字は堅い状況と思います。
※KLabの損益分岐点の計算方法については、こちらの記事をご覧ください。
別で記事を書こうと思いますが、2Qは新規リリースによる広告費がかかっているため、2Qの損益分岐点は堅めに見積もって64億円程度になるのではないかと思っています。それを前提にすると、今Qの黒字化は6月前半には達成されてしまうでしょう。後はどれだけ売上げを伸ばすことが出来るかによって営業利益が変わってくるはずです。
6月には翼が2周年を迎えます。周年イベントも用意されているはずなので、セールスも伸びることが期待されます。また、KLabの場合はアプリリリースから2年間をかけて減価償却するということなので、翼(国内版)の減価償却が完了するというのも、会社にとっては1つの節目だと思います。
先日のラブライブ!生放送イベントにて、スクスタの秋以降リリースも公表されたところです。秋まではまがつ、それ以降はスクスタにバトンタッチして、売上げをぐんぐん伸ばしていって過去最高売上げ・利益を達成してもらいたいと思います。
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