アプリ推定売上げ【KLab】週別(2019.5 第4週)
※想定売上げ(仮)の算出方法や使い方については、こちら
アプリ全体の推定売上げ
アプリごと(日本・海外別)の推定売上げ
アプリごとの推定売上げ
日本と海外の推定売上げ比較
今週の推定売上げは先週と変わらず6.2億円となりました。依然として週6億円という高い売り上げ水準を維持しています。
アプリ別では、魂之覚醒(=中ブリ)の貢献が大きくなっています。中ブリは先週から一気に売り上げを伸ばして週1億円以上の売り上げを記録していますが、これは韓国でリリースされたことが大きく影響しています。
韓国のアプリ市場は、日本ほどでは無いものの、今まで中ブリがリリースされた東南アジア各国に比べて段違いに大きいです。その市場において、現在ランク上位を維持しているので、売り上げにも成果として現れてきています。特にgoogleの方はセールスランクが高順位をキープしており、20位以内に長く留まっています。一方で本家中国では、ランクは200位前後とあまり芳しくない数字なので何とか盛り返してほしいところです。
中ブリはHPがあまり頻繁に更新されないため、情報を手に入れるのが難しく、セールスランクが上昇・下降する要因もあまり分析出来ていません。なので、これからのセールス推移が読みづらい部分はあるのですが、東南アジア各国では好調なランク推移を続けているので、韓国もこれに倣うのではないかと期待しています。
同じ商材を多数の国にリリースすることで、その国の需要にマッチした場合には売り上げ寄与につなげることができる、というのが、現在のKLabの強みの1つだと思います。中ブリは中国企業である北京昆仑乐享网络技术有限公司と共同開発されたアプリですが、本家の中国よりもむしろアジア各国で人気が出ている状況です。特に韓国でヒットをしていますが、これは今までのKLabアプリではあまり見られない傾向です。中国企業と組んだのが良い方向で転がった結果だと思います。
ブレソルの人気具合を見ていると、中ブリはフランスあたりでも受けそうな気がしますが、ブレソルとの食い合いになってしまう市場でのリリースは慎重になっているのかもしれません。 なにはともあれ、中国企業との共同アプリが成功を収めることは、今後の足がかりにもなりますので、引き続き動向を見守りたいと思います。
中国企業との共同ということでは、現在開発中のラピスリライツも盛大遊戯という中国企業との共同開発になっています。中ブリの成功は、盛大遊戯をはじめとした中国企業の耳にも届いているはずなので、KLabとの共同開発案件がこれから多発してくるかもしれません。
共同開発はリターンは自社開発より少なくなりますが、リスクも減になります。KLabは開発に時間がかかりがちなのが玉に瑕なところなので、有力な企業との共同開発は精力的に進めて次々と良アプリを世界中でリリースさせてヒットさせてもらいたいと思います。そしていつかはテンセントのような巨大企業と共同開発して、世界一の市場である中国において大ヒットを飛ばしてもらいたいです。
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