【アプリ推定売上げ定点観測 [KLab] 2019.7第2週】

推定売上定点観測(週別)

アプリ推定売上げ【KLab】週別(2019.7 第2週)

※想定売上げ(仮)の算出方法や使い方については、こちら

アプリ全体の推定売上げ

アプリごと(日本・海外別)の推定売上げ

アプリごとの推定売上げ

日本と海外の推定売上げ比較

今週の推定売上げは4.8億円となりました。今週はイベントの谷間となって低調な売上げ水準となってしまいました。ただし低調とは言っても2Qの売上げ水準に対してのもので、1Qの数字に比べると決して低い数字ではありません。1Q時の1週間の売上げは、通常時は4億弱、良い時で5億円やっと乗るくらいでしたから。中華BLEACHやまがつのスマッシュヒットによって、確実に売上げを積み重ねられるようになっていることがわかります。

今週、売上げが下がってしまった要因としては、先月絶好調だったキャプテン翼たたかえドリームチームの2周年イベントが一段落したことがあげられます。周年イベントは期間限定のものなので、その期間中は高い売上げをあげますが、終わってしまうと反動で売上げが落ちてしまうのが玉に瑕です。この期間をいかに耐えられるかが、売上げ安定の肝になります。

現在のKLabアプリにおいて売上げの出来不出来を左右できるアプリはスクフェスとキャプ翼の2タイトルのみです。この2タイトルが好調だった2Qにおいては、爆発的な売上げをあげています。裏を返すと、この2タイトルが低迷すると、途端に好調を維持できなくなってしまうという弱さがあります。タイトル増強については、魂之覚醒とまがつが加わったことで厚みをましましたが、どちらもまだ主力というにはあと一歩というところが正直否めません。

スクフェスとキャプ翼はそれぞれ、6周年と2周年を迎えたということで、既に長寿アプリになっています。ここまで引っ張っても高い売上げを上げているということは、固定ファンをがっちりつかんでいる証左に他なりません。ここまでついてきた固定ファンはなかなか離れないと思うので、この2タイトルに関しては個人的に不安視はしていません。今後も安定した売上げを上げ続けてくれるものと思います。

魂之覚醒については、本家中国においては総合で200位前後をうろうろできるくらいの売上げをあげていますが、大ヒットかと聞かれると否定せざるを得ないという感じです。韓国においては好調をキープしているので、どこまで韓国で稼ぐことが出来るかが成否の鍵になってきています。本家では既にリリースから半年以上を経過していますが、売上げは安定しているので、固定ファンを掴みつつあるのかもしれません。公式サイトをみても動きが少なく、情報が入りづらいのですが、今のところ消えるようなタイトルではなさそうです。

まがつは今が正念場かなという感じがしています。リリースしてしばらくはコラボイベントや新ストーリーを立て続けにうってテンポ良く進めていましたが、ここに来て展開がスローになってきている印象です。アプリリリースに向けての客引きに電脳少女シロを使っていましたが、シロコラボイベントが終わったことから、そのファンたちの熱が落ち着いた感じがしています。ストーリーも音楽もゲームとしての面白みもKLabアプリの中では群を抜いていると思うので、より幅広い層への支持を訴えていく活動をすれば、まだまだ伸びる余地が残されていると思っています。そういえば、アニメ展開や世界配信の話は続報が聞こえてきませんが、どうなってしまったのでしょうか。

新アプリであるスクスタ、クレストリア、ラピライに関してですが、今の動向を見ますとこの中で一番最初に配信するのはスクスタの可能性が高そうです。配信予定も秋以降とオープンにしていますしね。クレストリアは開発は山場とのことなので、配信できても年内ギリギリなのかなという感じがしています。ラピライは本当に今年配信なのか・・・。これらが配信に至ると、次の玉が欲しくなりますが、会社の将来に関わることなのでさすがに水面下では動いていることでしょう。株価が動かないため次の展開を欲してしまいますが、売上げは確実に積み重ねられているので、じっくりとその日を待ちましょう。

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