日経平均の勢いが止まりませんね。
新型コロナ第三波は猛威を振るっているにも関わらず日本の株式市場は好況ですが、私はイマイチ波に乗れず指を咥えて板を眺めている今日この頃です・・・。
あまり書くネタがなくてブログ更新もさぼりがちなのですが、今日は久しぶりにクシムのネタを書こうと思います。
クシムは以前からちょくちょくお世話になっているのですが、直近ではライツ前の値動きを読み誤った結果、意図せずライツ・オファリングに参加することになってしまったというのがクシムに関する私の現状です。
クシムの直近の値動き
以前にライツ・オファリングの動きを考察した際に、行使期間に入ると売り圧が強まって値下がりが続くと分析したのですが、まだ行使期間が続いているにも関わらずこの1週間くらいクシムの値動きは堅調に推移しています。
おそらく裏ではまだ行使が続いていると思うのですが、もしかしたら行使して短期で売り抜けるプレーヤーが少なくなってきて株主の根固めができてきたのかもしれません。
短期売り抜けプレーヤーについては、下記の過去記事をご覧ください。
冒頭にも書いた通り日本市場全体が好調でそれによる下支えという可能性もあるため、まだまだ油断はできない状況ですが、この調子だとカイカの時のように新株予約権が1円にことはなさそうな感じです。
クシムの時価総額はおいくら?
仮に市場がクシムの直近の株価について底についたと判断したとしたら、その価値をいかほどに見ているのか。
一番わかりやすいのは時価総額を見てみることです。
しかしながら、ライツの影響だと思われますが、この時価総額について各社の数字がバラバラです。
それが今日この記事を書こうと思った一番の理由です。
クシムの時価総額(24日終値ベース)について、証券会社各社では次のようになっています。
SBI証券 | 22.6億円 |
松井証券 | 23億円 |
みんなの株式 | 23.8億円 |
株探 | 23.8億円 |
Yahoo!ファイナンス | 31.3億円 |
楽天証券 | 45.1億円 |
GMOクリック証券 | 47.5億円 |
googleファイナンス | 47.5億円 |
こうして並べてみると、SBIの22.6億円からGMOクリック・googleファイナンスの47.5億円まで、かなりの開きがあります。
22.6億と47.5億では倍以上の開きですから、これでは現在の株価が高いのか安いのか判断できないですよね。
複雑な手法なので混乱するのはわかりますが、もうちょっと各社で統一とってほしいものです。
おわりに
各社で時価総額の表示内容が異なる理由ははっきりわかりません。
おそらく過去記事にも書いたように、想定する行使率をどのように設定しているかの違いによるものなのだと思いますが、それにしても開きがありすぎて参考にならない状況です。
早くライツ・オファリングが終わって、各社統一された時価総額表記となると良いですね。
その時には、「あれ、こんなに安くなってたの?」と思ったり思わなかったりするかもしれません。
いずれにせよ次の決算での評価と見比べて、という話にはなると思いますので、その点はご注意を。
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