最近は取引手法を変えまして、監視銘柄も取引銘柄も絞っているので、ほとんど取引がなくてブログ更新ネタがほとんどありません。
今回は趣向を変えて、お目当ての銘柄を見つけるためのスクリーニングにおすすめのツールとして、SBIの銘柄条件検索をご紹介しようと思います。
SBI・スクリーニングツールで使える検索条件
SBIのスクリーニングツールの良いところ一つ目は、検索条件が豊富なところです。
まず、基本条件だけでも、以下が用意されています。
- 市場
- 規模
- 採用指数
- 業種
- 企業スコア
- 投資金額
それぞれについて詳細をみていきますね。
市場
銘柄が属している「市場」にて選別が可能です。
規模が大きく著名な企業で安定投資を指向するなら東証1部、誰も知らないお宝銘柄を発掘するならマザーズなどの新興市場を選択するのが良いのではないでしょうか。
地方市場も選択できるので、企業の経営状況が分析出来る方は地方市場に絞って調べてみると、まだ世間に知られていない成長企業を見つけることができるかもしれませんね。
規模
「大型株」「中型株」「小型株」の3種類から選択が可能です。
時価総額の大きさから次のとおり定義されています。
- 大型株:時価総額が上位100位
- 中型株:時価総額が101位~500位
- 小型株:時価総額が501位以下
こちらも「市場」と同じような使い方が想定されるでしょうか。
採用指数
「日経225」「TOPIX100」「JPX日経400」に採用されている銘柄を抽出することができます。
私はあまり使わないですが、指数に採用される企業は総じて投資対象として一定の信頼を得ているのでしょうから、安定した投資を指向する方はこのようなスクリーニングを用いると良いかもしれませんね。
業種
「その他」分類も含めると全部で34種類の業種からスクリーニングをかけることができます。
業界によって成長速度や求められるPER等の指標の数値が異なります。
そのため、業種のスクリーニングはかなり使い勝手が良く、私は重宝しています。
また、最近では半導体銘柄が買われるなど、市場には大きなトレンドが生じることが多いので、トレンドが生じている業界に絞って銘柄選択をする際にも使えますね。
企業スコア
企業スコアは、リフィニティブ社という企業が定義した定量分析により、「総合」「財務健全性」「収益性」「割安性」「安定性」「株価モメンタム」の6項目について10段階評価を与えたものです。
この評価値に応じて銘柄をスクリーニングすることができます。
私はあまり使ったことがないですが、全銘柄を同じ尺度で評価しているので、複数銘柄を横並びで見てみると主観を排除した評価を与えられるかもしれませんね。
投資金額
終値に売買単位株数をかけて算出した、単位株を買うのに必要な投資金額にてスクリーニングがかけられます。
自分の投資余力に見合わない銘柄を排除できるので、特に余力の少ない人には有り難い仕組みですね。
その他の詳細条件
上にあげた条件のほかに、詳細条件として多数の項目が用意されています。
私がSBIのスクリーニングツールをおすすめするのは、この詳細条件が充実しているためです。
PER、EPS等の指標は当然のことながら、売上高変化率等の「財務情報」や信用倍率等の「株価パフォーマンス」やMACD・ボリンジャーバンド等の「テクニカル」など、あらゆるスクリーニングツールが用意されています。
そして、すごく気に入っているのは、スクリーニングした銘柄を下のように一覧でグラフ化できることです。
これすごく良くないですか?
私はよくストック収益銘柄を探すのにこの売上げを並べたグラフを使っています。
抽出した銘柄を横並びで比較できるのも良いですよね。
おわりに
今日は普段スクリーニングに使っているSBIのツールを紹介しました。
SBIの口座さえ開けば無料で誰でも利用可能なので、気になった方はぜひ試してみてください。
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