いやー、ついにこの時が来てしまいましたか。
持病の悪化を理由に、安倍首相が辞任されることになりました。
歴代最長となった首相の座をついに退きます。
民主党政権末期の日本はどん底でしたが、そこからアベノミクスで経済を引っ張って頂きました。
長年にわたり、大変お疲れ様でした。
さて、安倍首相が退いた後の後任はどうなるのでしょうか。
そして、これから日本経済はどのような動きを見せるでしょうか。
後から振り返るために、昨日のトレード録を残しておこうと思います。
相場が急変した午後2時過ぎ
安倍首相辞任の速報が流れたのは、午後2時過ぎのことでした。
私が事態に気付いたのは、ポートフォリオに加えていた日経VIがぐんぐん上がってきたことがきっかけでした。
まだyahooニュースにはあがっていなかったのですが、twitterで検索したところ、安倍首相が辞任の意向を固めたニュースが流れていました。
twitterの速報性はこういう時、本当に役に立ちます。
昨日、菅官房長官が「安倍首相は人気を全うする」と答えていた記事を見ていたのと、会見は夕方からだったはずなので、頭の中には「これは誤報か?」と疑問符が。
しかしながら、もし本当だったら乗っからない手はないなと信用で追加して、少し上がったところで利確しました。
しかし、私が利確した価格から日経VIは更に上がり続け一時はストップ高に達しました。
それから全面下げの様相を示していたので、この下げを活かして仕込みを狙っていたピクスタをある程度の枚数集めました。
次の決算までにある程度集めたいと思っていたので、昨日の急落は好都合でした。
信用買いですが、この水準であれば3か月は持っていられるレベル。
月曜も下がった時のために、追加買いの余力も残してあります。
たまたま相場を見ていられる状況だったのですが、こういう時にすぐに動けるかどうかは専業と兼業で大きな差が生まれるなーと思った日でした。
これからの展望は?
これから株式市場はどのように動くのでしょうか。
ニュースで大きく下げた日経平均も引けにかけては落ち着いており、昨晩のアメリカはダウナスあげて終わったみたいなので、ここからトレンド転換はしないようにも見えます。
しかしながら、安倍首相の後任人事によっては、荒れた動きになるおそれもあるのではないかと思っています。
菅さんだったら安倍さん路線を継続してくれそうで比較的スムーズに政権移行できる気がしますが、石破さんだったら大きく動きそうですね。
岸田さんは正直良くわからないです。
いずれの人事でも外交はまた一から関係性を構築しないといけないので、新政権発足後の不安定な期間に北朝鮮や中国がどのような動きに出るか、それ次第では株式市場にリスクオフをもたらすおそれがあります。
安倍さんと一枚岩でリフレ政策を展開していた日銀の黒田さんの動きも気になりますね。
安倍さんの後任が急に緊縮に舵を切ることはないとは思いますが、安倍政権及び日銀の緩和策を否定するような姿勢を取るなら、日銀の協力が得られなくなるおそれがあります。
なんにせよ新政権が軌道に乗るまでは楽観視は出来ない状況になるのではと思います。
おわりに
私はすでに比較的防御力高めのポートフォリオに組み替えましたが、これからしばらくは株価が下がりきったものや日経VI等の銘柄を中心にいじっていこうと思います。
トランプに習近平に金正恩に文在寅と各国のリーダーがクセの強い人物ばかりなので、調整役として日本の存在価値は高まっていると思いますが、上手くコントロールできる人物に後任に就いてほしいですね。
そして第二次安倍政権が一丁目一番地の政策として取り組んできた経済について、引き続き力強く取り組んでもらいたいです。
市場が荒れると気を揉む場面が増えますが、むしろチャンスになる局面もあろうかと思うので、それを逃さないように市場と向き合っていきたいと思います。
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