【アプリ推定売上げ定点観測 [KLab] 2019.6】

推定売上定点観測(月別)

アプリ推定売上げ【KLab】月別(2019.6)

※想定売上げ(仮)の算出方法や使い方については、こちら

アプリ全体の推定売上げ (2019.7.3グラフ修正)

アプリごと(日本・海外別)の推定売上げ

アプリごとの推定売上げ

日本と海外の推定売上げ比較

2019.6月の推定売上げは、アプリ全体で30.7億円となりました。先月からは4億円のアップという結果となりました!これで2Qに該当する2019.4~6の推定売り上げの数字が出そろいました。2019.1~3の数字と見比べてみると、今期の売り上げが非常に伸びているのが一目瞭然です。

6月の売上げが飛び抜けているのは、キャプテン翼たたかえドリームチームの2周年記念イベントが好調なセールスを記録したためです。あくまでも推定売り上げベースではありますが、キャプテン翼は6月だけで14億円ほどの売り上げをあげています。これは6周年イベントで稼ぐに稼いだスクフェスの4月の売り上げを上回るほどの数字です。とはいえ、スクフェスの集計対象は日本国内のみ、キャプ翼は海外も含めてなので、スクフェスのお化けっぷりが逆に際立つかも知れませんが・・・。

一方で、今月はスクフェス周年イベントが終了して通常時の売上げに戻っています。スクフェスの通常時の推定売上げは3~5億円/月ですから、他のアプリのセールスに変化が無ければ、先月からの売上げは7~9億円減っていてもおかしくありません。それにも関わらず、今月は先月から3億円ほどしかマイナスになっていません。その要因は何でしょうか。

6月が好調な売り上げをあげた主な要因がキャプ翼であることは疑いようがありませんが、地味に底上げに貢献しているのが魂之覚醒(いわゆる中華BLEACH)です。中ブリは中国本土をはじめ、東南アジア各国でリリースされていましたが、5月16日に韓国でもリリースされました。韓国では非常に売り上げ好調で、特にandroidはランク10位台に長いこと留まっており、安定したセールスを続けています。

中国本土での売り上げは、今となってはランク200位に顔を出すのがやっとという状況ですが、韓国の地では確実にヒット作品として認知されている様子が見て取れます。市場の大きな韓国で一定の地位を獲得することができれば、今後の安定した売り上げにも期待が持て、これを足がかりに更なる中国企業との共同開発も進捗するのではないかと密かに期待しています。

なんにせよ、今Qの売り上げは先Qに比較して非常に大きく伸長しています。先Qは黒字だったものの営業利益が伸び悩むという若干残念な数字で株価も低迷しましたが、今Qの決算は大きな期待が持てる内容だと思っています。あとはこの会社がよくやりがちな、好調な決算の際にそれをかき消すようなネガティブサプライズを合わせて実施することがないことを祈るばかりです。これだけの売り上げを上げているんだから、せめて記念配当くらい絡めてくれないかなと思っている今日この頃です。

コメント

  1. […] 6月が終了して、KLabの第2四半期が終わりました。先に書いた記事で示したように、KLabの2Q期間の推定売上げは87.4億円となり、1Qの推定売上げ59.4億円(実際の決算の値は64.7億円)に比べて大幅な増加となりました。来月上旬に2Q決算が予定されていますが、1Qに比べるとだいぶ良い数字が出てくるものと個人的に期待しています。今回は、この推定売上げを基に、2Qの営業利益について予想をしてみたいと思います。 […]

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