【スカラ 4845】動き出す途上国における社会問題解決型事業

個別銘柄の材料等

主力投資先のスカラから、社会問題解決型事業に関するリリースがありました!

スカラの壮大すぎる中期経営計画”COMMIT5000″。その一端を担うのが、社会問題解決型事業です。

今日はその内容をチェックしていきたいと思います。

スカラの事業内容や中期経営計画”COMMIT5000″についてはこちらの記事をどうぞ

スカラが行う社会問題解決型事業について

IT・AI・IoTといった技術を活かして、国内大手企業を相手にビジネスを展開してきたスカラが、ビジネスのフィールド・モデルを格段に広げて大幅に事業拡大を図る計画が中期経営計画COMMIT5000です。

https://scalagrp.jp/pdf/ir/release/commit5000_rev2.pdf

株式会社スカラ 中期経営計画COMMIT5000 

従来のビジネスから培った3つのケイパビリティを基にこれからの事業領域を再構築して、①価値創造経営支援事業、②IT / AI / IoT 関連事業、③社会問題解決型事業、の3事業に分類しています。

このうち、①と③は従来のスカラにとっては新事業ということになります。

今回は、これのうち③社会問題解決型事業、に関するリリースとなります。

これは、発展途上国・環境問題・地方創生といった、社会問題に対して、スカラの技術力・コネクションを使いつつ新たな価値を創造しながら解決を図るとともに、それをビジネス化しましょうという取り組みです。

個人的には、スカラグループが掲げる「価値共創プラットフォーム」を最も体現する事業ではないかと思っています。

この事業領域では既に、主要サブセグメントにある「地方創生」については、GovTech企業・株式会社blockhiveと手を組んで取り組みつつありますが、こちらの「発展途上国」を対象としたビジネスにも動きが出てきました。

ミャンマーをモデルケースとして、ヘルスケアや医療を切り口にデータを収集し、保険ビジネスへと繋げるという戦略はCOMMIT5000の中で書かれていた通りですが、その切り口の一つである医療に関してのリリースが、今回のものです。

以前の記事でも書きましたが、スカラは多角的に事業を拡げて様々なコネクションがあるグリットグループホールディングス(GGH)を傘下に入れています。

GGHはミャンマーにもコネクションをもっており、そこからもミャンマーを発展途上国ビジネスのモデルケースとすることは合理的です。

スカラのリリースを見ると、いろいろなところで傘下企業や協業企業がシナジー効果を発揮していて、本当におもしろいです。

今回のリリースの内容は?

今回のリリースは、ミャンマーに拠点を持つHealthTech企業・MyanCareに対する遠隔医療サービス普及に向けた出資、です。

これは、社会問題解決型事業の海外展開における第1号となる出資案件だということです。

近年目覚ましい発達をしているミャンマーですが、こと医療という側面からみると、国民一人当たり医師数が先進国はもちろん近隣の途上国と比べても少ない状況で、社会問題となっています。

MyanCareは、ミャンマー人(国内も海外も)に対して、小児科に特化した医師常勤のコールセンターを核とした遠隔診療サービス、またスマートフォンアプリ内でテキストチャット、ビデオチャット、電話等を通じて診療を受けることができるアプリを提供している企業だそうです。

既に1万世帯のユーザーを抱え、毎月その数を伸ばしているとのことなので、なかなか伸びしろがありそうな企業です。

また、今回のコロナ禍を経験したことで、この企業が実施している事業に対する価値もますます高まっていくことが想定されます。

スカラが投資する思惑も、リリースの中に書かれていますので、その部分は丸々抜粋します。

“MyanCareユーザのパーソナル・ヘルスケア・レコード(PHR)を医療、保険も含めたヘルスケア産業全般へビッグデータ処理や分析力を通じて展開していきたい”

株式会社スカラ ミャンマーに拠点を持つHealthTech企業・MyanCareに対する遠隔医療サービス普及に向けた出資のお知らせ〜AI/IoTによるヘルスケア・デジタルトランスフォーメーション推進〜

これですよね。

ちゃんと繋がっていますね。

その前の文章には、

“MyanCareユーザのパーソナル・ヘルスケア・レコード(PHR)を医療、保険も含めたヘルスケア産業全般へビッグデータ処理や分析力を通じて展開していきたい”

“クライアント保険会社のミャンマー事業推進に対して貢献すべく検討を重ねております”

という文言もあります。

スカラの過去の決算を見れば、有力な保険会社の名前が出てきていましたよね。

ミャンマー良し・クライアント良し・スカラ良しの3方良しのビジネスモデルです。

これから続いていく企業は、こういう事が出来るところだと思いますけどね。

おわりに

スカラのリリースから、新たな事業領域に踏み込んでいく様子が垣間見れました。

COMMITの名の通り、着実に計画を進めていっていることがわかって株主としては嬉しい情報ですよね。

様々な分野で蒔いている種が、大きく育って収穫できるようになるのが待ち遠しいです。

とても大きなポテンシャルのある企業だと思いますので、これからも応援していこうと思います。


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