今後の予測(メタップスの件その3)

メタップス株価の今後について、どうなるかの考察。

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【メタップスの立場】
メタップスとしては予定していた満額資金調達をしたい。
つまり当初の行使価額以上での行使を希望するはず。
【クレディスイスの立場】
新株予約権の発行に3,700万円かかっているので、行使を行わなければこれをどぶに捨てることになる。
メタップスに対して新株予約権の買い取りを請求できるのは、H32.1.30以降とだいぶ先のため、なんとか行使したい。
H29.8.14までの行使価額が固定されている間に、十分に株価が上昇すれば、行使の旨み(株価 – 行使価額)が大きい。
H29.8.14以降になると株価が上がっていても行使価額を上げられてしまうと旨みが小さくなる。
H29.8.14以降に株価が下がっていた場合、行使価額が下方修正されれば、行使後株価が上昇した場合の旨みはあるが、行使価額を下げるかどうかはメタップス次第であり、また下方修正された行使価額で行使を行ったとしてもその後株価が上昇する保証はない。
また、行使価額には下限が設けられているため、それよりも株価が下がってしまってはクレディの旨みはない。
クレディにとって一番良いのはH29.8.14までの間に株価が十分に上がり、全ての予約権を行使すること。
株価が下がるのは、クレディにとって旨みはなし。
【モル癌ほか空売り企業の立場】
メタップス、クレディともに株価が上がった方がメリットがある状況であり、株価上昇の手をうってくることが想定される。
空売りを早く買い戻さなければならない。
どんな手を使っても。。。
で、先日の一件。
モルガンはまだ買い戻し終わってないだろうな。。。
他に、野村・メリルリンチ・GSも入ってますので大変。。。
で、今後の展開予測。
しばらくは空売り業者の強制的な売りマインドの形成及びその裏での空売りの買い戻しという荒い動きになるのではないかと思われます。
場合によっては、空売り業者に綺麗に抜けてもらうために、クレディも手伝って強烈な下げを演出するかもしれません。
それが一服した後は、メタップス及びクレディが行使に向けて材料を出して株価を上げにかかると思われます。
①短期決戦の場合
H29.8.14までは行使価額は固定なので、それまでに株価をがんがんあげてしまえば、クレディスイスの行使の旨み(株価 – 行使価額)が大きくなるので、行使が進む。 
なので、H29.2.13の割当日以降、H29.8.14までに株価があがるような材料をばんばん出す。
→クレディスイス◎(旨み大きい)、メタップス○(資金調達可○、希薄化影響並△)、株主○(株価アップ○、希薄化影響並△)
②長期決戦の場合
H29.8.14以降で、株価が当初行使価額を上回るようであれば、行使価額の上方修正が可能。
行使価額をあげれば、一部の行使のみで当初予定していた金額の調達が可能なので、調達が完了した段階で未行使の予約権を買い戻せば、希薄化の影響は少なくなる。
→クレディスイス○(旨み並)、メタップス◎(資金調達可○、希薄化影響小○)、株主◎(株価アップ、希薄化影響小○)
なので、いずれにしても、しばらくのバタバタの後、株価は上を向いていくのではないでしょうか。
しばらくメタップスに入ってる空売り業者の動向には要注目ってとこですかね。
以上、あくまでも個人的見解ですので、ご承知おきを。

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