【2021.4月例収支】+200,224円

月例収支

2021.4の収支報告です。

今月は地合いがあまり良くない日が続いたので、信用分については利益確定を先行しました。

そのため確定益はいつもの月に比べて多めに出ていますが、体感では負けてます。

資産ベースで確認したところ前月比で僅かに減だったのでやはり体感通りに負けてました・・・。

ちなみに資産推移はこちらのページです。

資産ベースで微減になったのは4月最終日に主力株のスカラが大幅に値下げしたことによるもので、その他資産については順調に育ってくれていますし、現在含み損になっている信用回転分についてどれもある程度自信があって入ってるのでどこか楽観的です。

そんな4月のトレードを振り返っていきます。

今月のトレード銘柄

4月に触った銘柄は、スカラ、ソーシャルワイヤー、ピクスタ、アズーム、メディカルネット、マーケットエンタープライズ、ファブリカコミュニケーションズ、リネットジャパンです。

スカラ

スカラは現物の長期保有分に加えて二階建てで信用使って回転をさせてましたが、800円台に近付いてきたあたりで一旦利確しました。

DX絡みの直近の材料である愛媛県の官民共創プラットフォーム「エールラボえひめ」や逆プロポのサービスリリースが立て続けにあり、しばらく材料が出ないだろうと思ったので、スイング分は手じまいしました。

今期(21.6)内にソフトブレーン売却で得た資金の再投資先に関する事例が明らかになると思っているのですが、いつ出るかわからないものを信用でたっぷり持つのはなかなかしんどい地合いになってきたので、スカラはしばらく現物のみでのお付き合いとする方針です。

ソーシャルワイヤー

ソーシャルワイヤーは800円を割ったくらいから信用で入って買い下がっていっています。

思っていた以上に下げてしまってビックリしています。

私が好きな小型の増収銘柄で、柱の2事業が「デジタルPR事業」と「シェアオフィス事業」です。

「デジタルPR事業」は営業の強化が業績に反映されてきて好調に推移しているのですが、「シェアオフィス事業」が新型コロナによる影響で業績にブレーキをかけています。

ただし、シェアオフィス事業については低付加価値席の集中的な統廃合を進めているということで、それが一段落すれば底を打つのではないかと思っています。

「デジタルPR事業」については、「インフルエンサーPRサービス」の法人営業を強化した結果、それが「リリース配信」や「クリッピング」等の他のサービスの営業状況を底上げする相乗効果が生まれているそうで、この好調ぶりは継続するのではないかと思っています。

GW明けにはQ4の決算がありますが、今期で悪材料出尽くして底打ち反転しないかなと期待しています。

ピクスタ

ピクスタは前回決算前に信用で入った分をずっと抱えてて少しずつ損切していっていたのですが、4月中旬に一瞬1200円付近にあがったタイミングでまとめて処分しました。

ピクスタの今後については今まで分析してきた通り相変わらず期待しているのですが、短中期で持つのはかなりしんどい値動きです。

出来高が少なすぎるのでスイングにも不向きです。

今年のNISA枠で購入しようかなとも考えたのですが、他の銘柄との優先順位でそれも見送り。

でも何かきっかけがあれば一気に上に行く可能性もあるので引き続き監視は続けていきます。

5月にQ1決算があるのでまずはそこで流れが変わるかどうか注目したいです。

アズーム

アズームは積み上げ型の「遊休不動産活用事業」が主力となっており、増収・増益の今期予想を出しています。

この「遊休不動産活用事業」の主たる事業内容は「月極駐車場のサブリースサービス」ですが、これは完全なる積み上げ型のビジネスモデルになっていて、きれいに四半期ごとに売り上げが積みあがっていきます。

競合が現れない限りは市場が飽和するまでは成長を続けるビジネスモデルですが、競合する相手は出てきそうもないため、ひたすらサービス空白地域に手を広げていくことで成長を続けられる余地があります。

アズームはサービスの全国的に展開していますが、ところどころまだ空白地域があるため、今後の成長余地も十分にあります。

株式会社アズーム 2021年9月期 第2四半期決算説明資料より引用

アズームは4/30がQ2決算で、そこに向けてあげていくと踏んでいたためスイングで小銭を稼いでいましたが、下旬は地合いもあったためか決算前にかなり株価を下げていました。

これは想定外の動きでしたが、もともと今回決算は跨ごうと思っていたので、信用分の少しだけ決算跨ぎしました。

次の営業日が来るまで結果はわかりませんが、当日夜間のPTSではS高までいったので、久しぶりの決算跨ぎ勝利事案になりそうです。

メディカルネット

メディカルネットは先日決算レビュー記事を書きましたが、4月上旬に決算でした。

3月中は900円台での上げ下げでかなりやきもきしましたが、決算以降は値動きもよく、一気に1500~1600円台にまで上がっていきました。

900円台の時はスイング銘柄として使っていたのですが、この水準まで上がってきたのでスイングはやめて今ある現物を長期保有する体制に移っていきます。

株式分割も発表しており、経営陣が株価も意識してくれている感じもするので安心して保有することができます。

マーケットエンタープライズ

マーケットエンタープライズは前回のイマイチ決算を出してからずっと見向きもされない不人気株になってしまいました。

成長が鈍化していると捉えられてのものだと思いますが、幅広く手掛けている事業の中には著しく伸びている事業(農機具リユース)もあり、コロナで新規顧客開拓が鈍化した「通信事業」も5G対応の新サービスを開始でテコ入れを図るなど、状況改善の期待もうかがえます。

今期予想に対してQ2終了時点で経常利益の進捗率が26%ということで下方修正の可能性がかなり高いですが、その下方修正分は既に株価に織り込まれたのではないかと思っているので、底打ち反転に期待したいところです。

5月14日にQ3決算予定なので、そこで膿を出し切って復活の兆しを見せてほしいです。

ファブリカコミュニケーションズ

ファブリカは直近IPOの銘柄ですね。

中古車販売業務支援クラウドサービス「symphony(シンフォニー)」を展開するU-CARソリューション事業とSMSサービスを展開するSMSソリューション事業の二つが大きな柱です。

このどちらも積み上げ型のビジネスモデルとなっていて、どちらも順調な成長を見せています。

「symphony(シンフォニー)」については競合があるのか調べていませんが、サービスがかなり充実しているようなので参入障壁は高いのではないかと思われます。

SMSサービスについては参入障壁は低そうですが、すでに国内では高いシェアを誇っているようなので、こちらも盤石かなと思っています。

ファブリカは5月14日に上場後初の本決算が予定されているので、来期の業績予想次第では化けるのではないかと思っています。

しばらくはスイング銘柄として出入りする予定です。

リネットジャパン

リネットジャパンは最近一番期待している銘柄です。

たまたまテレビCMが流れているのを聞いて、リネットってCM流してるんだー、と思ったのがきっかけでそこから少し調べてみたところ、事業ポートフォリオが大きく変容していることに気づきました。

リネットは、ずいぶん前に「都市鉱山銘柄」としてもてはやされていて、なんとなく仕手っぽい印象を持っていたのでちゃんと調べたことがありませんでした。

調べてみると真面目な会社で、柱事業の一つである「国内Re事業」に位置づけられる「リサイクル事業」では、小型家電リサイクル法の国認定事業者となっています。

また、宅配便回収を行っているということで同業他社から差別化しています。

社長のインタビューのyoutubeなどみましたが、もともとは宅配便回収を行う事業者が現れることなど想定していなかった国を根強く説得して事業化したのだとか。

そういう背景なので、同じ認定事業者はいくつかありますが、宅配便回収まで行おうとすると参入障壁はかなり高いと思われます。

そして、ここのところ地方自治体との連携を続々と進めており、自治体公認の事業者として存在感を増しています。

自治体は前例があると動きやすいこと、CMを流したことで知名度が増していること、が奏功して、この自治体連携の流れはますます拡大するのではないかと思っています。

そうなれば、事業規模は一気に拡大する可能性があります。

そして現在はコロナの影響で一時的に事業規模を縮小している「海外金融・HR事業」でも、カンボジアにおける世界初の中央銀行デジタル通貨「バコン」と連携した新ビジネスという大材料も眠っているので、好調の「国内Re事業」の上にそれらが乗ってくれば、企業規模は大きく跳ねる可能性も考えられます。

このような状況から、しばらくはスイング銘柄としてリネットジャパンを組み入れていこうと思っています。

おわりに

4月は利益確定を先行させましたが、終盤は地合い悪化により含み損で保有している銘柄が複数ある状況です。

しかしながらいずれも今後に期待できる銘柄ばかりなので、5月の決算期を終えた後にどのような値動きになっているかは楽しみです。

GW明けも方向感がイマイチ出にくい地合いが続くことが想定されるので、突っ込みすぎない程度に、とはいえ安値で推移していればまとまった枚数入れるように準備しておこうと思います。


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コメント

  1. […] アズームは先月の決算までに入っており、前回の収支報告記事が決算当日の夜に書いたものだったので早くも勝利確定宣言を出してしまっていましたが、予定通り大きな利益をあげることができました。 […]

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