【ピー・ビーシステムズ 4447】株式分割キタ!

個別銘柄の材料等

今回は良いニュースが飛び込んできましたよ!

これからを期待する銘柄の一つ、PBシステムズから株式分割を行うことが公表されました。

また、同時に公表されたのは冨田社長が保有する新株予約権の一部をアセンテック株式会社への譲渡するというもの。

先日の業務提携のニュースリリースに次いで、アセンテック社との更なる連携強化施策になります。

これはこの会社、想定していたよりも早く動き出すかも・・・。

PBシステムズについて気になる方はまずはこちらをご覧ください。

株式分割の内容

まずは株式分割の内容についてみていきます。

株式分割の目的

まず、株式分割の目的は、次のように記載されております。

“株式分割により、当社株式の投資単位当たりの金額を引き下げることで、投資家の皆様がより投資しやすい環境を整え、流動性の向上及び投資家層の拡大を図ることを目的としております。”

株式会社ピー・ビーシステムズ 株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更に関するお知らせ より引用

現在の株価は昨日終値で2,200円で単元株式数は100株なので、個人投資家がPBシステムズの株を買おうとすると20万円強の資金が必要になります。

一般的に20万円と言ったら高額ですので、いくら将来性に期待をもっていたとしても、なかなか株を持つことに対するハードルは高いですよね。

そこで、流動性を確保するために株式分割を行う、というものです。

分割の方法

今回の分割ですが、普通株式1株につき2株の割合をもって分割するとのことです。

この分割により、分割後の発行済株式総数が5,567,200 株に変更されます。

過去に新株予約権を発行しているようなので、分割後の発行可能株式総数18,547,200 株となります。

そして、分割の基準日は2020年6 月30日効力発生日は2020年7月1日とのことです。

もうすぐですね。

現在の単元株購入に要する資金が20万円強ですので、これが10万円強に変わるということですね。

個人投資家からしたら、だいぶお求めやすい価格になるんじゃないでしょうか。

今までその購入単価が障壁となっていたため埋もれていた需要が発現してくる可能性があります。

プレーヤーが増えて市場が活性化することは、既存株主にとっては大きなメリットになると思います。

アセンテック株式会社への新株予約権の一部譲渡

そして、もう一つ大事なニュースリリースがありました。

それは、冒頭でも述べた冨田社長が保有する新株予約権をアセンテック株式会社へ一部譲渡するというものです。

アセンテック株式会社とは、2020年5月14日付で業務提携をしています。

アセンテックがPBシステムズの株を持つことにより、両社の関係がより強固になることが期待されます。

https://www.pbsystems.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/140120200514414255.pdf

株式会社ピー・ビーシステムズ アセンテック株式会社との業務提携に関するお知らせ

冨田社長からアセンテックへ譲渡されるのは、新株予約権125個です。

分割後は新株予約権1個につき800株を発行可能なので、分割後を前提とすると普通株式100,000株に相当するものです。

分割後の発行済株式総数が5,567,200 株ですので、これを前提とすると、アセンテックが新活予約権の行使により得られる株は、PBシステムズの発行済株式総数(+アセンテック行使分)の約1.8%にもなります。

アセンテックは長期保有する意向を示しているということなので、これは両社の連携が中長期的に強化されるものとみて良いのではないかと思っています。

おわりに

今回は、PBシステムズからリリースされた、株式分割及びアセンテック株式会社への新株予約権の一部譲渡についてを書きました。

株主のことも意識しつつ事業拡大にも直結する連携強化策にもなっており、非常に好感が持てる内容だったかと思います。

冨田社長は10年後には10バガーと仰っていましたが、その想定よりも早くことは進むのではないかという淡い期待すらしてしまいます。

10年後10バガー発言のソースはこちら

なにせ足もとの業績は絶好調ですので、引き続きPBシステムズの動向はチェックしていきたいと思います。


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