8月の収支報告です。
8月は市場の例年の夏に比べて市場全体の動向が良かったみたいで、twitter上にも爆益報告が溢れていました。
しかしながら私のトレード成績はあまり芳しくなかったです・・・。
大波が生じた銘柄触って無かったので当然と言えば当然なのですが。
入りと出を間違えなければもうちょっと利益を伸ばせばはずなのですが。ざんねん。
とはいえ主力株のスカラにも大型のニュースが出て株価水準が一段上にいったので、含み益をだいぶ伸ばすことができました。
そんな1か月のトレードを振り返ってみます。
上旬
上旬で触っていたのは、クシム、星光PMC、PKSHA、PBシステムズなどですね。
クシムは中期目線でポートフォリオに入れていまして、8月上旬は株価が沈んでいたので、信用使って短期的なトレードをしていました。
これはそこそこ益が出ました。
星光PMCは前回決算が思った数字ではなかったのですが、黒字経営でバリュー株である状態には変わりないため下値が知れていることと、次の決算の期待ができそうだったので、3か月延長してもつことにしてみました。
3か月延長した理由は、このブログでも度々取り上げている原材料であるナフサ価格の下落効果が3か月期ズレして表れるということの確認が出来たからでした。
そこで、この3か月は星光PMCの信用短期トレード積み重ねで小銭を稼ごうと思っていました。
しかし先日、星光PMCから通期業績見通し説明資料が出されまして、私の想定していたストーリーが崩れたので、星光PMCについては何かのタイミングで上昇することがあったら処分するつもりです。
8月のQ2決算と同時に出された下方修正された今期の通期業績予想には、ナフサ価格下落の影響が加味されていないと思っていたのでQ3決算は好決算・あわよくば上方修正すらあるのではと思っていたのですが、既にそれも織り込んであの業績予想とのことでした。
また、伸びていると思っていた化成品事業についても、1~3月がコロナ前の特需だったようで、急激に成長しているという状況でもないようでした。
ということで私が思い描いていたストーリーが崩れてしまったので星光PMCは今後は処分していく方針としました。
上でも書いたようにバリュー状態で下値は知れているので、何かのタイミングであがってきたところで損切予定です。
星光PMCとはつくづく相性が良くないです・・・。
PKSHAも完全に入るところを間違えたままズルズルと持ち続けてしまっていたものです。
8月に決算があって、個人的には下げると思っていた決算内容だったのですが当日の夜間PTSで株価がぐんぐん上昇し、「ここしかない!」と思って売りました。
結果的には良いところで売れたみたいで良かったです。
私は基本的にはinした銘柄ではその銘柄通算のトレードで負けないようにしています。
というのも、inする際には将来的に株価が上がるという自分なりの確証をもって入っているので、そのストーリーが崩れるか他に良い銘柄が現れない限りは単一銘柄通算では損切はしません。
しかしながらこのPKSHAはマイナスで終わりました。
通算6万円くらいの負けになりました。ざんねん。
PBシステムズは決算期待で入りました。
足もとの業績が良いのはわかっていたので、今回決算で飛ぶ可能性もあるなぁと思い入りました。
結果的にはもちろん悪い数字では無かったですが、株価の水準是正が生じるほどのインパクトは無いようでした。
なので、保有単価を超えたところで一旦利益確定しています。
PBシステムズはアセンテックとの協業で業績を飛躍させる可能性を秘めているので、今後も引き続き監視対象に入れています。
中旬
中旬でさわったのはスカラ、日経VI、クシム、ピクスタなどですね。
スカラは驚きの決算が出て、株価の水準是正が起こりました。
この機会に現物・信用で二階建て状態だったものの信用分を利確しました。
信用はもともとスイング用で動かしていた玉が株価下落で処分できなくなっていたものです。
スカラに関してはいつかは株価があがると確信していましたので、含み損が膨らんでも損切するつもりは一切ありませんでした。
ただ、ソフトブレーン株売却とは予想外でしたけどね。
東証1部なのに攻め気があって面白い会社です。
自分的には今回のIRで800円台に乗せるだろうなと思っていたのですが、翌日の値動きがS高貼り付けじゃなかったので迷いが出てしまい、結局大して利益が乗らないまま利確してしまいました。もっと稼げたはずなのですが・・・。ざんねん。
日経VIはリスクヘッジで持ってます。
急変した際に大きく稼げるので、ダブルインバに変えてポートフォリオに加えています。
このところ日経が強すぎるので、ヘッジとして有効な場面が少ないのがつらいところですが、ポートフォリオに少し入れておくと市場が不安定になった時も安心できます。
クシム、ピクスタは短期のスイングトレードでぽつぽつ利益を積み上げました。
下旬
下旬も中旬と似たような銘柄を触っていましたね。
基本的には短期のスイングトレードが中心でした。
また、先週金曜日の安倍総理辞任ニュースによる下落の際には、ピクスタを信用でそこそこの枚数確保しました。
ピクスタは次の決算がカギだと思っているので、この3か月は一定程度の枚数を確保しながらスイングトレードしていこうと思っています。
そして、8月末は割とトレード機会が少なく暇だったので次なる銘柄探索をしていたところ、これはお宝ではないか!という銘柄を見つけてしまいました。
上手くいけば初めての10倍を取れるんじゃないかという期待を抱かせる銘柄です。
これを受けてポートフォリオを見直し、クシムを外しました。
クシムは中長期で見ていたのですが、私が苦手なカイカとの距離を再び近づけつつあるので、そこが気になっていました。
なので、今回の機に利益確定して乗り換えることにしました。
次の決算良さそうですが、もしはしご外されると脱出まで長引きそうなのでスパっと諦めます。
今後は、スカラ、ピクスタ、新規銘柄を中心として運用していこうと思います。
新規銘柄はNISAに格納したので、もう長期で放置です。
2~3年後、これがどうなっているのか今から楽しみです。
終わりに
今月はポートフォリオを組み換え、現物株は手堅い銘柄ばかりになりました。
信用で残っている星光PMCとずっとつかまっているキッズスマイルがやや悩みの種ですね。
どちらも下値は知れていて何かのきっかけで吹く可能性を秘めているので、しばらくほおっておきますが、最終的には損切することになりそうです。
9月はピクスタと日経VIのスイングで小銭を積み上げようと思っています。
次期首相と次期アメリカ大統領が決まって軌道に乗るまで方向感がつかみづらい展開が続くと思うので、それまでは派手なトレードは慎んでいこうと思います。
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