今週の収支報告です。
オリンピックの日本選手の活躍に連日熱くなっていて、すっかり株式のお勉強が追いついていない今日この頃です。
今週は久しぶりに万円単位の利確ができました。
でも相変わらずトレード回数は非常に少ないです。
今週のトレードを振り返ってみましょう。
今週のトレード銘柄
今週のトレード銘柄は、リネットジャパンのみです。
リネットジャパンは度々このブログでも取り上げていて、手持ちの中ではかなり早い段階で化けるのではないかと期待している銘柄なのですが、今週はグッドニュースをきっかけに一時的な株価上昇を見せたので、それで信用分を一部利益確定することができました。
そのグッドニュースとはこちらです。
AppleJapan Inc.が実施する使用済みMac, iPad等のリサイクルサービスとして、リネットジャパンの宅配便リサイクルが採用されたとのことです。
Appleはもともとリサイクルサービスを行っていたようなのですが、それがリネットジャパンの宅配便リサイクルに置き換わるとのことです。
Appleにとってはアウトソーシングで社内リソース軽減、リネットジャパンにとっては売上拡大に繋がる良い取り組みですね。
リネットジャパンは今月も新たに国内の16自治体と協定を締結するなど、自治体におけるリサイクルサービス拡大を図っていますが、今回のAppleの事例のように、民間が自主で行っているリサイクルサービスをリネットの宅配便リサイクルに置き換える需要というのはまだありそうなので、民間部門でも事業拡大余地があるかもしれませんね。
今回は上で指値していた分が売れたのですが、株価は大きな上ひげをつくってまた下に戻ってきたので、同日中に同数を買い戻しました。
そこからまた数日まてば更に安く買うことができたのですが、そこは目をつぶりましょう。。。
このニュースでも一時的な吹き上げで終わってしまうとは、残念ながら先々の業績に対して市場から信頼されていないのだなぁと思います。
来週の13日(金)にはQ3の決算があります。
ここで良い数字を出して市場の評価を一変してくれると良いのですが。
個人的な認識では国内事業は絶好調だと思いますが、前Qよりもカンボジアでコロナの勢いが増しているので、カンボジアでの事業に不安要素が無くはないかなという感じです。
リスクもありますが、楽しみな決算でもあります。
決算と言えばソーシャルワイヤーも今週決算がありました。
これについても簡単にレビューします。
ソーシャルワイヤー 2022.3期Q1決算レビュー
今回のQ1決算について以前にブログの中で、前Q4単独と同じか少し良いくらい、と予想しましたが、まさにその通りとなりました。
ちなみに、前Q4決算単独の数字は、売上1,127百万円、営業利益2百万円、経常利益▲11百万円、という数字で、今回のQ1決算の数字は、売上1,166百万円、営業利益28百万円、経常利益20百万円、でした(決算短信より算出)。
この会社は月次KPIを出してくれるので決算の数字が読みやすくて助かります。
デジタルPR事業、シェアオフィス事業という二つの柱事業のうち、コロナの大ダメージを食らって足を引っ張っていたシェアオフィス事業がようやく底打ちを見せています。
今回の決算におけるセグメント別の業績は以下の通りです。
シェアオフィス事業はまだセグメント単独で赤字ですが、次の決算では収支トントンか上手くいけば黒転まで持っていけるのではないかと思っています。
その根拠がこちらの月次KPIの数字です。
これは、月次KPIからシェアオフィス事業の稼働率推移をグラフ化したものです。
今回Q1決算の対象月である4~6月はまだ60%台後半~70%台前半で推移していましたが、7月に入って稼働率が一気に改善しています。
8月の数字がどうなるかまだわかりませんが、コロナの影響を受ける前の80%以上の数字を出してくるようになれば、シェアオフィス事業も再び稼ぎ頭として復活することでしょう。
業績の底打ちは確認できましたが、株価が復活するのはおそらくまだ先になりそうですね。
日本全体が弱い状況なので、ソーシャルワイヤーのような人気薄銘柄にはなかなか注目が集まりづらいでしょう。
私自身は完全に先走ってしまい入るタイミングを誤りましたが、これから入るには比較的安心して眺められる位置なのではないかなと思います。
おわりに
リネットジャパンは、早く世間からの信頼が得られる業績を打ち出してほしいですね。
今度の決算がその転換期になれば良いと期待しているのですが、海外事業のリスクもあるので非常にモヤモヤします。
答え合わせは来週のブログでしようと思います。
来週にはもう一つ期待しているライトアップのQ1決算も控えています。
リネットジャパンと同日ですね。
こちらも期待は大きいのですが、事業内容的にQごとに数字の偏りがあり、Q1は大きな数字が出づらいのでそこがどう転ぶかという不安はあります。
一方で、分母が小さいため少し業績が良くなっただけでも%表記だとすごく成長したように見えるトリックが作用するかもしれないので、そういう意味での期待感はあります。
明日でオリンピックが閉会するので、パラリンピックが始まるまでは様々な会社の決算の行方を追おうと思います。
twitter等でも有益な情報を発信してくれる方々がたくさんいるので、そちらの情報も取りこぼさないように。
頑張っていきましょう。
コメント