【2021.5月例収支】+295,637円

月例収支

2021.5の収支報告です。

今月はかなり難しい市場動向が続きましたね。

私も一時期は資金余力がかなり厳しい状況まで追い込まれましたが、なんとか踏ん張ることができて、大きく利益確定することができました。

資金管理の重要性をかなり重く感じた1か月でした。

そんな5月のトレードを振り返っていきます。

今月のトレード銘柄

5月に扱った銘柄は、アズーム、ソーシャルワイヤー、リネットジャパン、ファブリカコミュニケーションズ、マーケットエンタープライズです。

アズーム

アズームは先月の決算までに入っており、前回の収支報告記事が決算当日の夜に書いたものだったので早くも勝利確定宣言を出してしまっていましたが、予定通り大きな利益をあげることができました。

先月の収支報告

利益確定したい気持ちを抑えて5月の何日か過ごしましたが、結局上旬には確定をしてしまいました。

もう少し引っ張ればより大きな利益になったのですが、こればかりは仕方ないですね。

アズームの柱事業はきれいなストック型ビジネスとなっており、最近は毎Q着実に売り上げ増を継続しています

国内にはまだアズームが参入していない地域があり、ビジネス自体も参入障壁が高そうなので、市場が飽和しない限りはまだ成長を続けると思います。

個人的にはやや懸念材料が出てきたのでしばらくは触らないでおこうと思っています。

置いて行かれてしまう可能性も大いにありますが、その時はその時で割り切ろうかと。

ソーシャルワイヤー

ソーシャルワイヤーは、デジタルPR事業とシェアオフィス事業の二つの柱事業を営んでいる会社なのですが、昨年はコロナの影響でシェアオフィス事業が大ダメージを食らいました。

海外でもシェアオフィス事業を展開していますが、それらのうちコロナ被害が大きいインドやフィリピンでは事業を撤退するまで追い込まれてしまいました。

また、国内事業においてもコロナ対応によるシェアオフィス用途の物件の床面積を減床するなど、厳しい事業環境が続きました。

一方でもう一つのデジタルPR事業においては、このセグメントに含まれるインフルエンサーPRサービスが好調な事業推移を見せており、同一セグメント内の他の事業(リリース配信、クリッピング)にも好影響を見せています。

昨年はデジタルPR事業の好調でシェアオフィス事業のマイナスを相殺する形で着地しましたが、シェアオフィス事業が底を打てば、十分に巻き返す力があるのではないかと思っています。

シェアオフィス事業においては不採算物件の統廃合等も進めており、それが今期の上期を目途に片付くようなので、好調のデジタルPR事業がこのまま好調を維持しながら推移すれば、下期からは強い展開が待っているのではないかと期待しています。

下値は知れていると思うのでスイングでも使っていますが、1日の値動きは大きくないので、今後もチマチマ買ったり売ったりしながらその時を待とうと思っています。

リネットジャパン

リネットジャパンは前回の収支報告記事で書いたとおり、今一番期待している銘柄です。

また、決算レビュー記事を先日書きましたが、5月の決算では国内事業の好調ぶりが垣間見えたので、引き続き安心して見守っている感じです。

リネットジャパンはそこそこ値動きもあるので現状はスイング銘柄として扱っており、信用で安いところを拾って小銭を稼いでいますが、一定程度長期の玉も持っておきたいと思っているので、安いところを拾えた信用分は将来の現引き用に残しておこうと思っています。

ファブリカコミュニケーションズ

こちらも前回の収支報告記事で書いたとおり、5月決算で好業績を出してくるだろうと自信を持っていたので安心してスイング銘柄として扱っていたのですが、決算前に地合いの悪化に巻き込まれて一時は公募価格割れをする非常事態に。

これは落ちてるお金案件だと思って追加買いをしていったのですが、いかんせん単価が大きいため落ちるナイフ状態になっていてポートフォリオ内の他銘柄も暴落してきて資金余力が枯渇寸前に。

もう一単位ほしかったところを泣く泣く我慢して迎えた決算はご承知の通り素晴らしい出来で株式分割のサプライズ付き

同日にマーケットエンタープライズのひどい決算を食らっていたので、万が一ファブリカがしょぼ決算を出していたら死んでいるところでした。

本当に今月はファブリカに助けられました。

また下がってきたらスイング用途で入りたいですが、人気化してしまったのでもう落ちてこないだろうなー。

マーケットエンタープライズ

はいきました、今月の爆死案件。

こちらも前回の収支報告記事で触れている銘柄で、今回の決算での下方修正は想定していたのですが、それを織り込んだ株価に既になっていると思って安心していました。

しかしながら出てきた決算は想定をはるかに超えて残念な結果でした。

まさか海運コンテナの需給ひっ迫が好調だった農機具ECの足を引っ張るとは・・・。

これは予想できませんでした。

マーケットエンターと上で書いたファブリカは同日の決算だったのですが、その夜のPTSではファブリカがS高、マーケットエンタがS安と両極端な結果に。

保有数もちょうど400株ずつだったので、しばらく持っておいて落ち着いた頃にファブリカの一部利益と相殺して損切しました。

今月の唯一の失敗事例ですね。

(ソーシャルワイヤーもinするタイミングとしては成功とは言えないですが・・・)

これが無ければ今月あと15万ほど利益を増やせたのですが残念です。

ま、V字回復を狙った投資ではこのようなこともありますよね。

反省して次に活かすことにします。

おわりに

今月は日本の株式市場が軟調で一時期はかなり危機的な状況にもなりましたが、そこを乗り切って何とか危機を脱することができました。

直近はなかなか方向感がわかりづらい相場環境となっているので、あまり大きく入らないで資金管理重視のポジションを心がけています。

やっぱり大事なのはいかに含み益の状態を保つかということだと、身に染みて感じた1か月でした。

6月は主力のスカラの期末月なので、投資関係で次期業績につながる動きがないか期待しているのですが、どうでしょうか。

また、ソーシャルワイヤーの月次、リネットジャパンの自治体との連携の追加情報にも注目しています。

大きく稼ぐのが難しい相場環境が続きそうですが、リネットジャパンをメインに動かしつつ、長期玉を少しずつ増やしていければと思っています。

ということで6月もがんばります。


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