【スカラ 4845】主力投資先:スカラの話

企業分析
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今日は主力投資先であるスカラの話。 

申し分ない業績で積極的に新規事業への投資を行っている野心的な企業であるにも関わらず、株価は低迷している。

個人的には、結構お宝銘柄じゃないかと思っているのですが、どうなんでしょ。

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スカラの良いところ①:大きすぎる将来展望

スカラの良いところ1つめは、将来展望が大きすぎるところです。

https://scalagrp.jp/pdf/ir/release/commit5000.pdf

株式会社スカラ 中期経営計画

上は、2019年8月にスカラが出した中期経営計画です。

2030年までの計画になっているのですが、驚くべきはその中身。

将来の売上げと営業利益の目標値が示されているのですが、それが下記の通り。

  • 2020.6 → 売上げ:200億円、営業利益:24億円
  • 2025.6 → 売上げ:1,000億円、営業利益:100億円
  • 2030.6 → 売上げ:5,000億円、営業利益:500億円

なんと2020.6期に比べて、売り上げで25倍、営業利益で約20倍というなかなか野心的な計画です。

これまでのスカラの主要な取引先となっていたのは、国内の大企業でした。

https://scalagrp.jp/pdf/ir/library/gyoseki/20200214_tanshin2006-2Q.pdf

株式会社スカラ 2020.6期 第2四半期決算短信

上の直近の決算短信をみても、イーデザイン損害保険、損害保険ジャパン日本興亜など、著名な企業の名前が出てきます。

スカラの展望としては、国内・大手民間会社を主要なターゲットとしていた従来から、国内外・大小民間・行政等、あらゆる分野にターゲットを広げることで、売上げを大きくしていこうという戦略のようです。

今まで培ってきたIT技術を駆使した課題解決能力を活かして、そのターゲットを更に広げていこうとしているのです。

さすがに10年で20~25倍というところまで鵜呑みにはできませんが、市場規模がこれまでのフィールドとは全く異なることがわかりますよね。

スカラの良いところ②:積極的なM&A

スカラが一時期話題になったのは、ソフトブレーンに対する買収騒動です。

ステルス買収とも言われていますが、市場でひっそりと対象企業の株価を買い集めることで、連結子会社化してしまったのです。

ソフトブレーン側ともかなりもめたようですが、上場企業である以上は、そういった敵対的買収に対する策を講じるのも企業の努め。

ルールを守った上での買収なので、誰も文句は言えません。

ソフトブレーンを連結に入れたことにより、スカラは大幅に売上げ・利益を伸ばしています。

このように、相乗効果が見込める企業に対しては、積極的にM&Aを仕掛けて、どんどん企業規模を大きくするというような野心があります。

最近では、国内600の自治体と取引実績があるGGHを子会社化しています。

このような事柄からも、先に挙げたターゲット拡大の歩みを確実に進めている様子が見てとれます。

https://scalagrp.jp/news/2020/03-ggh/

株式会社スカラ グリットグループホールディングス株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

スカラの良いところ③:ストックビジネスによる業績安定と配当継続

スカラのメイン事業であるSaaS/ASP事業は、利用者がスカラのアプリケーションを利用することにより月額料金をもらう仕組みとなっています。

https://scalagrp.jp/pdf/ir/library/data/20200219_setsumeikai1_2020-2Q.pdf

株式会社スカラ 2020.6期 第2四半期事業説明資料

つまり、利用者が増えれば増えるほど売上げが積み重なるストックビジネスです。

また、現状の主要な取引先は国内大手企業ということなので、安定した売上げが期待できる事業構造になっています。

こうした基盤となる売上げがあることが、積極的なM&Aに進める理由でもあります。

また、スカラは国内企業を相手に安定した売上げ・利益をあげているので、ここ数年は配当が継続しています。

また2020年5月13日現在で、予想配当額は28円、予想配当利率は4.98%もあります(SBI証券調べ)。

一時期は株価が300円台にまで落ち込みましたので、そのときは確か7%を超えていました。。。汗

NISA開設が間に合わず、入れ損なったのが痛恨の極み。。。

ま、この配当は、今回のコロナ騒ぎの影響を受けてどうなるかわかりませんがね。

とはいえ、配当を出せるくらい足下の業績は好調なので、長く持つには安心できる銘柄なのではないかと思っています。

スカラの良いところ④:小さな時価総額

何はともあれ、これでしょう。

2020年5月13日現在、昨日の終値ベースで時価総額が約98億円です。

既に開示済みの第2四半期までに、売上げ86億円、営業利益7億円をあげています(IFRSベース)。

後期はコロナの影響をモロに受けるために見通しがどうなるかわかりませんが、ストックビジネスの部分はそう簡単には崩れないのではないかと個人的には思っています。

現在の売上げ・利益だけみても、現在の時価総額は小さすぎるのではないかと思います。

その上に、これからの大風呂敷の計画が上乗せされるのだから、現在の株価は格安であると個人的には思います。

おわりに

スカラがあまりにも市場から見向きされていないようなので、私的に評価できるところを書いてみました。

今週末の第3四半期決算に多少の不安はありますが、この銘柄は将来展望に陰が見られない限り、長めの目線でおつきあいしていこうと思います。


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コメント

  1. […] こちらの記事でも書きましたが、スカラの魅力の一つが多すぎる将来展望の話です。 […]

  2. […] こちらの記事でも書きましたが、スカラの魅力の一つが多すぎる将来展望の話です。 […]

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