【2021.8第4週収支】-94,387円

週例収支

今週の収支報告です。

先週はポートフォリオを大幅に見直し、今週は新ポートフォリオの現物単価下げと信用で長期捕まっている分のロスカットに勤しみました。

新たなポートフォリオには、先日の決算期を受けて気になっていた銘柄がいくつか加わっていますが、なかなか好調な滑り出しをみせています。

ここのところ日本の株式市場は軟調でしたが、今週に入ってだいぶ持ち直してきた感じがしています。

アメリカでは、FRBのパウエル議長がテーパリング開始が年内になる可能性を示唆したものの、それが利上げの直接的なシグナルにはならないと発言したことから、だいぶ安心感が出ています。

コロナ感染者数についても、地方部は増加しているものの、東京でピークアウトの傾向が出ているため、不安感が解消されつつあります。

来週からは株式市場にもリスクオンの流れがくるのではないかと期待しているところです。

そんな中で、短期的には損失確定週となりましが、ポートフォリオには今後が楽しみな銘柄を揃えることができているのでトレードには満足しています。

早速、トレードを振り返っていきます。

今週のトレード銘柄

今週のトレード銘柄は、リネットジャパンライトアップソーシャルワイヤーリミックスポイントファブリカコミュニケーションズ北川精機、です。

リネットジャパン

リネットジャパンは、現物売りとともに信用の安価仕入れ分を現引きして現物単価を下げるトレードをしました。

まだ現物単価が高いので、引き続き単価下げトレードにいそしみたいと思います。

まだ株価は急上昇しなさそうなので、目先で大きく下がったところは積極的にトレードしていこうと思っています。

ライトアップ

信用安価で仕込んでいたものを現引きして現物ポートフォリオに加えました。

また、信用を使ってスイングトレードも行っています。

ライトアップは当面の業績は良いと思っているので、次なる水準是正局面があるまでは、短期のスイングトレードで小さな利益を積み上げていこうと思っています。

しばらくはリネットとライトアップが積極的なトレード対象になりそうです。

ソーシャルワイヤー

ソーシャルワイヤーは信用を大量に抱えていた分を少しずつ損切しています。

あと半年もすれば見直し買いがくると思っているのですが、信用建てした時期が悪く、期日を迎えてしまいそうなものがあるので、少しずつ切っています。

良くない信用買いの使い方の典型ですね。反面教師にしてください。

目先のイベントとしては9月初旬のKPI速報がありますが、良い数字が出たとしても大きなニュースにはならないでしょうし、株価の回復はもう少し先になるかと。

大きく建ててしまった信用買いについては、損切したり現引きしたりしてダメージを最小限にしながら管理していこうと思います。

リミックスポイント

こちらは先週の記事にも書きましたが、今後を期待して現物ポートフォリオに新たに組み込んだ銘柄になります。

今週はまた少しだけ追加をしました。

目論見通りビットポイントへのADA上場イベントに向けて、株価は順調に上昇しました。

出来高が大きく増えてきている中で株価上昇しているので、勢いは非常に強いと見ています。

ロットとしては大きくないので大きく上げても大した利益にはなりませんが、3年前には1,000円以上の株価をつけていたのですから、3年ぶりの営業利益を出した今、その株価に戻っても不思議ではないのかなと淡い期待も。

サプライズとしては、第16回新株予約権の行使が一瞬にして終わったことですね。

8/16に第15回分の行使完了のニュースが出てからわずか1週間後の8/24に第16回分の行使も完了したと公式サイトにニュースが出ました。

この第16回の行使価額は160円、新株は3,289,500株なので、この行使によりリミックスポイントには5億円強のキャッシュが入ることになります。

新株予約権の行使が完了しないうちは、行使された新株が売り圧力として降ってくることが想定されるので株価があがりにくいですが、行使完了したことでその懸念がなくなり、リミックスポイントの財務も改善されるということで、非常に良い流れが来ているのではないかなと思います。

ファブリカコミュニケーションズ

ファブリカは前回決算から株価を抑えられており、今もまだ回復ができていない状況です。

しかしながら、本業はストック型ビジネスであり業績もちゃんと拡大しているため、お値打ち価格ではないかなと感じているところです。

なので、リスク低く売買が楽しめる銘柄ということで、当面は買いのスイングで出入させてもらおうと思っています。

金曜の引けにリリースが出て、ファブリカの子会社でSMS事業を手掛けるメディア4uがホープと資本業務提携を結ぶことが発表されました。

この提携により、メディア4uのSMSサービスをホープが代理店となって自治体に販売することになるようです。

これはファブリカにとっては公部門に販売網を伸ばす良い提携ではないかなと思います。

北川精機

北川精機は昨年から今年の初頭にかけて触っていた銘柄です。

ずっと監視銘柄には入れていたのですが、かなり株価を下げていたのでこの価格帯なら下値は知れているだろうということで少しだけトレードしました。

すぐにあがったので一旦売りましたが、以前に自社株買いをした頃の株価水準なので、まだ安心して入れる価格帯ではないかと思います。

北川精機は8/19に中期経営計画を公表したのですが、個人的には思っていたより低い目標値でちょっぴり残念でした。

実は2021.6期がこれまでの中期経営計画の最終年度だったのですが、その計画値である売上43億円営業利益3.8億円に対して、実績値が売上48億円営業利益5.4億円という素晴らしい結果で見事計画値を達成したばかりでした。

新しい中期経営計画にも自ずと期待が高まってしまいますが、公表されたのは、2024.6期において売上53億円(2021.6期比 10%増)営業利益6.0億円 (2021.6期比 10%増) という若干物足りないものでした。

正直、このくらいの目標だったらあえて公表しない方が良いのではないか思うのですが・・・。

業種的にこれくらいの成長率で十分なのかもしれないですが、毎年二桁成長という企業を見ているともう少し野心的な目標を掲げてほしいなぁと思ってしまうのも正直なところです。

とはいえ今期も増収増益予想で、少しずつながらも着実に業績を伸ばしていけるのではないかと思うので、今の株価水準であればリスク低いかなということでトレードさせてもらいました。

リスクオフの局面においては、こういった着実な銘柄も入れておくと良いかなと思うので引き続き監視は続けたいと思います。

おわりに

ポートフォリオが入れ替わって1週間経ちますが、まずはリミックスポイントが良いスタートを切ってくれました。

ライトアップも堅調な株価推移を見せているので、来週からも期待が持てます。

来週は市場の雰囲気がだいぶ良くなりそうなので、今まで不当に下げられていた銘柄の反発が期待できるかもしれないですね。

ここでちゃんと反発するかどうかが、市場からの期待値を得ているかどうかになると思うので、来週の値動きは注目ですね。

8月ももう終わります。

9月には自民党総裁選、そしてその先には衆院選が控えているので、世間の風を読みながら、ご祝儀相場にも備えておきたいところですね。


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